すると、だいたい月間数千円程度の維持費軽減額になる方法が多いなか、月額25,000円も維持費を軽減する方法がありました。

月額の想定維持費軽減額（※）

■ユーザー車検なら1回10万円近く軽減できることも!?

難易度：★★☆

車検をディーラーなどので行うと法定費用（※）とは別に手数料がかかります。
（ディーラー：3.5～10万円、カー用品店：2～6万円、車検代行業者：1～3万円）

しかし、自ら陸運局で通険手続きをする「ユーザー車検」を行えば、法定費用のみで済ませることができ、上記のような車検代行手数料と車検基本料を浮かせることが可能です。（検査項目が正常な場合）

普通車ならば通常2年に1回、新車購入時は3年に1回必要な車検。少し手間はかかりますが、ユーザー車検を行えば専門的な知識や技術がなくても、負担を軽減できます。

ただし、ユーザー車検にしても、メンテナンスは定期的に点検しましょう。

■自分で車を整備すれば工賃要らず

難易度：整備箇所による

少しの知識と技術があれば、基本的な消耗交換部品を自分で整備・点検し、工賃を浮かせることができます。工賃は1回につき500～4000円程度ですが、毎度の工賃を減らすことができれば、大きな負担減となりえます。

・エンジンオイル交換/オイルエレメント交換（難易度：★★★）

・バッテリー交換（難易度：★★☆）

・タイヤの履き替え（難易度：★★☆）

■減税対象のクルマに乗って、エコカー減税を受ける

難易度：★☆☆

エコカー減税対象のクルマを選べば、「自動車取得税」や適用期間中の新車新規検査の際に納付する「自動車重量税」が減税されます。減税額の目安は、車両価格が約200万円で、重量税が1500cc以下の普通乗用車であれば、クルマ購入時に最大9万円程度です。

国内メーカー各社から対象のクルマが発売されているので、購入を検討中の方はぜひチェックしてみてください。

上記の方法で月額の維持費を想定すると下記グラフのようになります。しかし月間の維持費に換算すると、もう少し効率的に維持費軽減したい…という方もいるはず。

そんななか、約10倍の維持費削減効果が期待できる方法は個人間カーシェアです。

月額の想定維持費維持費軽減額（※）

個人間のカーシェアサービス「Anyca」で愛車をカーシェアすれば、月間平均 約25,000円収入が期待でき、維持費が軽減されます。

登録やドライバー（クルマの利用者）とのやりとりに手間はかかりますが、専門的な知識は不要でとても簡単。登録費用や月会費は不要で、すでに3,500台以上のクルマが登録され、オーナーに収入が入っています。

他人にシェアするのは不安という方も、自分の車がシェアされる人気があるのかだけお試しで確かめてみてはいかがでしょう。

実際にシェアするかどうかは後で決めることが出来ます。

（※）法定費用とは、自賠責保険料、印紙代、重量税のことを指します。

＜費用例＞軽自動車:3万円/小型の普通自動車(重量~1000kg) :4.5万円 /中型の自動車(~1500kg):5万円 /大型の自動車(~2000kg) : 6万円
 

（※）月額の想定維持費維持費軽減額の計算方法

ユーザー車検：車検手数料5万円として、2年に1回と想定

自分で整備：オイル交換：半年に１回2,000円、バッテリー交換：2年に1回1,000円と想定

エコカー減税：9万円の購入費で10年間乗るとして1ヶ月の維持費を想定

個人間カーシェア：東京都23区内にクルマの受渡し場所を設定し、1回以上シェア経験がある場合の平均受取金額