2021.04.13
ゴルフに最適なクルマを徹底比較!シーンに合わせて乗り分けよう
学生時代の友人、職場の仲間、お世話になっている取引先にデート中のあの娘…。ゴルフコースへ行く際のクルマ選びは、誰と何人で行くかによっても変わってきます。とはいえ、キャディバッグに加え、着替えや靴など、ある程度の容量が必要となるゴルフシーンには、どんなクルマがベスト?
積載方法、助手席・後部座席のスペース、燃費や運転のしやすさなど、女性ゴルファーとともに徹底検証!Anycaがオススメするゴルフにおすすめのクルマをご紹介します。
運転手付きの移動車としてビジネスセレブに人気の高いラグジュアリーワンボックスカーといえば、「アルファード」。3500cc 4WDでハイパワー、2列目、3列目ともにキャプテンシートで、パーソナルスペースは十分。
【トランク】
3列目のシートを折りたたまず、そのまま6人乗りで使用する場合のトランクスペースはこれくらい。奥行き約126cm、幅約124cm、高さ約115cm(編集部調べ)
そこに高さ約130cmのスタンドタイプのキャディバッグを4本乗せるとしたら…?
奥行きが無い分、キャディバッグは乗らないのでは…?と不安がよぎったものの、そうなんです、アルファードなら縦に積めちゃうんです!
「たいていのクルマの場合、キャディバッグは横に積むので、どれを奥にしてどれを上にするかなど、順番を考える必要があるのでパズルみたいに頭を使います(笑)。でもアルファードなら、その必要は一切なく、縦にそのまま乗せられる! そんなクルマ、他で見たことないですね。下ろす時も簡単だし、すごく合理的」
「たいていのクルマの場合、キャディバッグは横に積むので、どれを奥にしてどれを上にするかなど、順番を考える必要があるのでパズルみたいに頭を使います(笑)。でもアルファードなら、その必要は一切なく、縦にそのまま乗せられる! そんなクルマ、他で見たことないですね。下ろす時も簡単だし、すごく合理的」
とはいえ、短所も。
「さすがにいちばん長いクラブ、ドライバーだけは抜いてからでないと縦にそのままは積めませんでした」。
「さすがにいちばん長いクラブ、ドライバーだけは抜いてからでないと縦にそのままは積めませんでした」。
では、3列目を折り畳み、左右に上げて収納してみた場合でも検証。
「身長155cmの私が真ん中にいても、まだまだ余裕がありますね」
「身長155cmの私が真ん中にいても、まだまだ余裕がありますね」
奥行きにゆとりが出た分、キャディバッグ4本に加え、ゴルフシューズや着替えの入ったトートバッグ、小さめのキャリーケースまでもがすっぽり。
「上にはまだまだ余裕があるので、荷物が増える冬はありがたいかも」
「上にはまだまだ余裕があるので、荷物が増える冬はありがたいかも」
【後部座席】
次にチェックしたのは、後部座席部分。
「両肘掛け付きだし、フットレストにリクライニング機能もあって、もう最高!“キャプテンシート”っていう名前が付くのもうなずけます」
「両肘掛け付きだし、フットレストにリクライニング機能もあって、もう最高!“キャプテンシート”っていう名前が付くのもうなずけます」
オール黒で統一された本革調のシートには、ドリンクホルダーも。リッチでゴージャスな雰囲気満点の車内は、まるでビジネスクラスのよう。
運転席と助手席の間にはトレイが設置されてあり、スマホや鍵など細かいものを置く場所にも困りません。
運転席と助手席の間にはトレイが設置されてあり、スマホや鍵など細かいものを置く場所にも困りません。
【まとめ】
「大人数で行く際にお迎えに来てもらうなら、アルファードが嬉しい!乗り心地は抜群だし、たくさん荷物が積めるというのも、ありがたいです。コスパという意味ではハイオクなので、劣りますが、そもそも自分では絶対に乗れないクルマなので(笑)。仲間とシェアするなら、“いつもより奮発して行こう!”、という時の選択肢に加えたいですね。男性なら、取引先を迎えに行く時など、接待で使ったらすごくアドバンテージだと思います」
ポルシェのSUVといえば「カイエン」。流線形のフォルムにキリリとシャープな顔が特徴の人気車種は、ゴルファーからも絶大な支持が。2トン近い巨体ならではの重厚感、サンルーフがもたらす開放感、そのコントラストは唯一無二。
【トランク】
トランクスペースは、ざっと畳1畳分ほど。奥行き約97cm、幅約116cm、高さ約77cm(編集部調べ)そこに高さ約130cmのスタンドタイプのキャディバッグを4本乗せるとしたら…?
下に2本、その上に2本を重ねる形で収納できた!
とはいえ…。こちらもドライバーだけは抜いてからでないと、横に積むことはできませんでした。
「でも外車って、キャディバッグを真横に積めるイメージがなかったから、それが出来ただけでもびっくり!カートタイプのキャディバッグだったら4本は厳しそうですが、スタンドタイプなら楽勝。上に多少空間があるので、着替えなどの荷物をさらに乗せることも可能ではあるけれど、バックミラーの視界を塞いでしまうかも」
「でも外車って、キャディバッグを真横に積めるイメージがなかったから、それが出来ただけでもびっくり!カートタイプのキャディバッグだったら4本は厳しそうですが、スタンドタイプなら楽勝。上に多少空間があるので、着替えなどの荷物をさらに乗せることも可能ではあるけれど、バックミラーの視界を塞いでしまうかも」
キーやハンドルに燦然と輝くポルシェのマーク。
【まとめ】
「ゴルフコースにはいいクルマで行きたい、という女ゴコロをわかっているクルマですね。助手席に乗るだけで、いい女になった気分を味わえるというか、ちょっとした優越感に浸れちゃう(笑)。キャディバッグ自体は4本乗りましたけど、カイエンにはそんなに頑張ってもらう必要はないのかも。やっぱり大人数で行くというよりも、余裕を持って2人で行く、くらいが似合うクルマですね。だから断然、ゴルフデートに!女子的には、シートヒーターがついているのもポイント高いです」
ハリウッドセレブも愛する「プリウス」。世界初の量産ハイブリッドカーとして1997年に発売されて以来、20年以上長きに渡り、不動の人気を誇る。世界中のどの街にも溶け込み、乗る人を選ばないシンプルなルックスも人気の理由だ。
【トランク】
今回検証したのはワゴンタイプ。荷物積載スペースはすっきり広々。奥行き約99cm、幅約158cm(最大幅)、高さ約80cm(編集部調べ)。そこに高さ約130cmのスタンドタイプのキャディバッグを4本乗せるとしたら…?
3本のキャディバッグをほぼ横並びで積めたのは、プリウスだけ。重ねるのに無理がないので、女性の腕でも積み下ろしが楽ちん。ただし、ドライバーはアルファード、カイエンと同様に抜かないと入らず。
「予想よりはるかにスムーズに横積み出来ました!キャディバッグの上に荷物を乗せてもまだ上部には余裕があるので、バックミラーの視界を邪魔することもなく、いい感じ」
【座席】
パネル表示の見やすさ、ハンドルの軽さ、加速時の滑らかさなど、どこをとっても合格点。後頭部座席のドリンクホルダーは中央に2つ。ペットボトルだけでなく、テイクアウトのコーヒーやマグボトルなども収まりそう。
【まとめ】
「プリウスの操作性はもちろん、荷物の積みやすさ、燃費、どれをとっても文句なし。どのようなシーンにもマッチする、安定感!派手さはないけれど、きちんとかゆいところに手が届く車という感じ。音も静かなので、車内のトークを邪魔しないのもいいですね。自分で運転するときは、プリウス1択かもしれません(笑)」
ゴルフシーンにオススメのクルマをおさらい!
・まるでファーストクラス! 「後部座席に座るならアルファード」
→仲間とワイワイ、取引先との接待
・優越感に浸らせて❤︎「ゴルフデートに誘われるならカイエン!」
→ゴルフデート、友人と2人で
・全方位で優秀! 「誰からも愛されるのは、トヨタ プリウスα」
→万能、女子会ゴルフにもぴったり
ゴルフに行く時のクルマ選びで、ハズせないのはキャディバッグや荷物をどれだけ積めるかどうか。そういう意味では、3車ともキャディバッグ4本は楽々クリア。であれば、あとは誰とどんなシーンでゴルフに行くかが、選ぶ際の分かれ目に。ゴルフに行く際の参考にしてみては?
(取材・執筆:一寸木芳枝)
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