カーシェアがあったから手が届いた、憧れのスポーツカー ホンダ・シビックタイプR(FK8)
「カーシェアDrive」第28回は、ホンダ・シビックタイプR(FK8)。
ホンダの看板モデルにして、今やサーキットを舞台にヨーロッパの高性能車としのぎを削るスポーツカーとなったシビックタイプR。
今回紹介するのは2017年に発表された最新モデルで、2018年6月に納車されたばかりのピカピカの1台です。
カーシェアすることを前提にしたから手が届いた、450万のスポーツカー
オーナーの本川さんにとって、このシビックタイプRは4台目の愛車。
これまでの車歴はドマーニ・オデッセイ・CR-Vということで、これまでで最も高価な1台。
ご親戚がホンダ勤務だったことから、なんとなく昔からホンダ好きで、学生時代にはちょうど頭文字Dや湾岸ミッドナイトが連載されている頃だったので、なんとなくスポーツカーには憧れていたんだとか。
そんな中、Anycaのシェアによって維持費軽減ができればシビックタイプRにも手が届くことに気付き、購入を決意。
契約から納車まで約半年かかることから、その間にオーナー説明会などに参加されて、納車直後にすぐAnycaに登録できるよう、準備万端にしておいたそうです。
半年でシェア25回。駐車場や保険料のみならず、購入時の負担まで軽減に成功!
さすが話題の最新スポーツカーだけあって、わずか半年でシェア25回。
シェア料金は15,000円/24時間(休日料金)で、契約されている駐車場も15,000円/月ということで、月に1回シェアが入ると駐車場代が浮く計算。月2回入ると保険料も浮くことになります。
実際にはそれ以上のペースでシェアが入っているので、月額の維持費が0円となる月もあるそうです。
シビックタイプRは試乗車が用意されているディーラーが少なく、県によっては試乗車ゼロということすらあり、
シェアの半数程度は購入検討のための試乗目的の方だったそうです。奥様に購入を反対されている方が、実際にドライブに連れだして説得するなんていう使い方も(笑)
本川さんは埼玉県の宮原(大宮の北)でシェアされていますが、遠く長野や山梨、さらには島根から出張に合わせてこられた方もいらっしゃったんだとか!
「皆さん自分よりお上手なので、あまり心配していません。」
決して安くはない、新車のスポーツカーを他人に運転させることは不安ではないのか、単刀直入に聞いてみると…。
「シェアされる方の方が、自分よりクルマに詳しいし運転もお上手なので、あまり心配していません。」とのことでした。
実は本川さんにとって、このクルマは教習所以来のマニュアル車。
アシスト機能も充実していて、マニュアル車といっても非常に運転しやすいのですが、それでも購入直後は何度もエンストさせてしまったんだとか。
それに比べて、ドライバーとして利用される方の多くはマニュアル車を所有されていたり、スポーツカーの運転に慣れている方がほとんどだったそうです。
そう考えると、マニュアル車が教習所以来の本川さんが無事に運転してきたクルマなので、慣れているドライバーさん達なら安心してシェアできるということでした。
そして、いつかはシェアすることを決めていたので、それなら新型車の話題性がある内に始めた方がシェア回数を増やせると思い、納車直後からシェアすることに決めたそうです。
憧れのクルマにあと一歩手が届かない時も…カーシェアすれば買えるかも!
「狙っている憧れの新型車、その気になれば買えそうだけど、果たして維持していけるかどうか…?」
こういうギリギリの判断、ありますよね。
こういった悩みも、本川さんのように話題性がある新型車をシェアすることで、毎月の維持費を軽減できるかもしれません。
憧れのクルマもカーシェアを利用することで維持費の負担を軽減する、という選択肢を持っておくとクルマ選びの幅が広がりますね!
それでは、また素敵な車でお会いしましょう!
<<ライター紹介>>
たかっか@55ドライブ
YouTubeチャンネルとブログで「55ドライブ」を運営。
https://www.youtube.com/c/55driveInfo
「ゆっくりでも楽しいドライブ」を追い求め、有名なドライブコースから酷道に至るまで、愛車のユーノスロードスターで全国各地を走り回り、動画や記事にして紹介しています。
物心ついた時から車好きだったのに、6年間のペーパードライバー歴も持ち合わせるという異色の車好き。