2019.03.29

ポルシェ乗りが惚れた、未来から来たドライバーズカー!テスラ・モデルS(P85D)

CATEGORY: Any Car Life カーシェアDrive! Anycaクルマ紹介
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「カーシェアDrive」第29回は、テスラ・モデルS(P85D)。

 

このコーナーで初登場、そして僕も初めて運転する100%電気自動車。

 

普通のクルマとしてなんの問題もなく使えて、本格スポーツカー顔負けの走行性能も持っていながら、ところどころで「なんだかスマホみたい!」と感じるような未来感は、さすがシリコンバレー生まれのベンチャー企業が作ったクルマ。

 

僕を含め、スポーツカー好きは「EV=エコカー」と思いがちですが、これを読めば気が変わること間違いなし!

 

35台を乗り継ぎ、ポルシェ911GT3RSからの乗り換えを決意!

 

オーナーの桑原さんはとにかくクルマと運転が大好きで、これまで乗り継いで来られた台数は実に35台!

 

最終的にはポルシェに行き着き、ボクスター→911→911GT3RSとステップアップして、ドライビングが上手くなりたい、究めたいという想いでサーキットを走り込んでこられたというほどの方。

 

が、そこまでやってきたところで「やり尽くした感」を感じられたそうで、これからもクルマを楽しみたいんだけど、GT3RSよりも楽しめるクルマとなると恐ろしく高価だし、でもスピードに取り憑かれているから遅いクルマには耐えられない…と迷走した末にたどり着いたのが、テスラ。

 

並のスーパーカーより速い0→100km/hが2.3秒という加速力、ビルシュタイン社製の足回り、ブレンボ社製のブレーキといった「スポーツカーのしきたり」もしっかり押さえていて、「これならいいかもしれない」と感じて試乗を予約。

 

当日の営業担当者が有名なポルシェ専門店出身の方で、試乗しながらいろいろな質問をぶつけても満足いく回答が得られたので、乗り換えを決意されたそうです。

 

ドライブの良さを思い出させてくれる、良きドライバーズカー

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テスラ最大の特徴は言うまでもなくEVだということで、エンジンがない=エンジン音がしません。

 

というと、「迫力がなくて退屈では?」と思いがちで、桑原さんや僕も最初はそう思っていたのですが、意外とすぐに慣れます。そして、それがメリットであることに気付きます。

 

クルマという「自分だけの空間」でドライブすると、日頃のストレスから解放されたり、普段思い付かないようなクリエイティブな発想が浮かんだりして、リフレッシュできるものです。

 

その時、エンジン音や振動にジャマされることなく、ドライブに集中することができます。

 

高速道路の合流などで加速が必要な局面でも、ポルシェだとシフトダウンしてアクセルを踏み込み、「ブォン!ブォン!バァァーーン!」といった感じで、「おらおらー、ポルシェ来たぞー!」みたいな雰囲気になってしまいますが(笑)、テスラならアクセルを踏み込むだけで「ひゅぅぅ~ん」と静かなのに一気に加速しますから、落ち着いた空間を保ちながら、運転を続けることができます。

 

もちろん、静かですから音楽の細かい部分を楽しむことができたり、同乗者の話も聞き取りやすいです。

 

クルマを走らせるだけがドライバーの楽しみではありませんから、総合的にドライバーの満足度を上げてくれることが、テスラならではのドライビングプレジャーと言えるでしょう。

 

自動運転、iPadみたいなディスプレイ、ネット経由のアップデート…未来感抜群!

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そして、テスラといえば自動運転レベル2を実現した、オートパイロット。

 

基本的には高速道路限定ではありますが、入り組んだ首都高ですら勝手に走ってくれることには感動すら覚えます。自車が分岐・合流するような場面では迷うことも多いので油断は禁物ですが、都市高速以外ではなんの問題もないでしょう。

 

走行中にメーターを見ると、自車が車線内のどのあたりを走り、周りにいるのが乗用車なのかトラックなのかを識別していることがわかります。

 

ウィンカーをあげれば車線変更も勝手にやってくれます。後続車も認識しているので、接近車両がいるときは車線変更はしません。

 

また、iPadを2台並べてもお釣りが来そうな大型ディスプレイには、ナビ画面と同時にリヤカメラの映像を表示させることもできますから、周囲の状況確認もバッチリです。

 

そして、常時ネット接続されているので地図データは最新、なんならブラウザで調べ物までできちゃいます(走行中はダメですよ!)。

 

さらに、ネット経由でアップデートして、クルマがマイナーチェンジします。

 

…これだけだと意味不明ですが、iPhoneのOSをアップデートする感覚でテスラのプログラムをアップデートすることができ、新機能が増えたり、性能アップしたり、エラーが修正されたりします。

 

将来的には、ECUの書き換えみたいなイメージで性能アップさせたり、いわゆる「ノーマル・コンフォート・スポーツ」みたいな走行モードのカスタマイズも自由にできる日が来るんじゃないか…と夢が広がりました。

 

「EVには興味ない」という人こそ、乗って欲しい

 

桑原さんも、ポルシェ仲間に「乗ってみなよ」と声をかけても「今日はいいや」と断られてしまうことを寂しく感じているそうですが、百聞は一見にしかず。

 

数少ない、テスラに乗ってくれた桑原さんのポルシェ仲間の1人も「うそ…マジ?これすごい。」と言葉を失っていたんだとか。

 

ポルシェ乗り達も唸る走行性能、ドライブの楽しさを再発見させてくれる静けさ、垣間見える未来のクルマの姿。クルマ好きなら一度は味わっておくべきです。好みに合っても合わなくても、クルマに対する考え方の視野が広がることは間違いありません。

 

いきなり購入するのはハードル高いですが、Anycaなら気軽にシェアして味わえますから、ぜひ乗ってみて下さい!

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MODEL S

TESLA 2015

Anycaオーナーに興味をもたれた方はこちら。招待コード「Neal0419 」を入力してオーナー登録を完了すると、クルマ登録後1ヶ月間のプラットフォーム手数料が無料になります。

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<<ライター紹介>>

たかっか@55ドライブ

YouTubeチャンネルとブログで「55ドライブ」を運営。

https://www.youtube.com/c/55driveInfo

 

「ゆっくりでも楽しいドライブ」を追い求め、有名なドライブコースから酷道に至るまで、愛車のユーノスロードスターで全国各地を走り回り、動画や記事にして紹介しています。

物心ついた時から車好きだったのに、6年間のペーパードライバー歴も持ち合わせるという異色の車好き。

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