2020.09.04
次世代のクルマをAnycaで体験!密かに話題の『Hyundai NEXO(ヒョンデ ネッソ)』が本当にすごい
特にここ数十年、めくるめく進化を遂げる最新カーはどれも魅力的だけど、クルマは“新型”だけがすべてじゃない。時代を超えて愛されるクラシックカーはもちろん、「一つ前の型の方がかっこよかったよね」「俺は2台目が好き」などなど、クルマ好きが集まればこんな会話で盛り上がるし、マニアじゃなくても直感的な雰囲気でそう感じる人も多いはず。
そもそも「じゃあクルマの魅力ってなんなのさ」となると、シンプルな見た目のかっこよさであったり、圧倒的なスピード・パワーであったり、高級感あふれるインテリアや、電気自動車やハイブリッドカー、自動追従に代表される今までにないテクノロジーなんじゃないかと思う。
前置きが長くなってしまったが、そんな進化をぎゅっと詰め込んだクルマを「乗ってみない?」って言われたらもちろん答えはYESじゃない?
今回ご紹介する、Anycaで乗れる『HYUNDAI NEXO(ヒョンデ ネッソ)』は、まさにそんなクルマです。
燃料電池自動車『Hyundai NEXO(ヒョンデ ネッソ)』
「Hyundai NEXO」今回、Anycaで体験できる車種だが、きっと車種名を言っても相当マニアックな人じゃないと、どんなクルマかわからないだろう。
NEXOは中型のSUVで、2018年からグローバルで販売しているクルマ。お値段はなんと800万前後と高級車の部類に入る車両だ。
注目すべきはそのパワートレインである。なんとNEXOは燃料電池自動車なのだ。
燃料電池自動車といえば、トヨタのMIRAI、ホンダのクラリティなどが有名だろう。燃料電池自動車というのは、搭載した燃料電池で発電し、電動機の動力で走る電気自動車である。よく水素自動車と混同されることが多いが、厳密にいうと水素自動車は、水素を直接燃焼させてエンジンを動かすため少し異なる。
とにかく最新の新エネルギー車両なのだ。
そんなNEXOだが、当然日本で販売しているわけではない。新エネルギー車なので、並行輸入もなかなか難しい。
マニアックなクルマなので伝わりにくいかもしれないが、本当に、お世辞抜きでこんなクルマを体験できるのはAnycaだけである。
オーナーは正規輸入代理店「HYUNDAI MOTOR JAPAN」
NEXOは中型のSUVで、2018年からグローバルで販売しているクルマ。お値段はなんと800万前後と高級車の部類に入る車両だ。
注目すべきはそのパワートレインである。なんとNEXOは燃料電池自動車なのだ。
燃料電池自動車といえば、トヨタのMIRAI、ホンダのクラリティなどが有名だろう。燃料電池自動車というのは、搭載した燃料電池で発電し、電動機の動力で走る電気自動車である。よく水素自動車と混同されることが多いが、厳密にいうと水素自動車は、水素を直接燃焼させてエンジンを動かすため少し異なる。
とにかく最新の新エネルギー車両なのだ。
そんなNEXOだが、当然日本で販売しているわけではない。新エネルギー車なので、並行輸入もなかなか難しい。
マニアックなクルマなので伝わりにくいかもしれないが、本当に、お世辞抜きでこんなクルマを体験できるのはAnycaだけである。
オーナーは正規輸入代理店「HYUNDAI MOTOR JAPAN」
HYUNDAI MOTOR JAPANはその乗用車販売を撤退しているが、商用車の販売は続けていたので、HYUNDAI MOTOR JAPAN自体は日本国内にあるのだ。
今回AnycaでNEXOのシェアを担当するのは、このHYUNDAI MOTOR JAPANだ。
※法人車両の共同使用契約によるカーシェアは2020年9月現在、実証実験中です。
HYUNDAIのカーシェアは相談次第で都内やみなとみらいの指定地でシェア可能。
今回はみなとみらいに赴いた。指定地にたどり着くと車両とともに、HYUNDAI MOTOR JAPANのスタッフが待ち構えている。当然NEXOについては右に出るものはいないくらい詳しいので、車両について丁寧に説明してくれる。運転に際して不安な点は、この時点で解消できるから安心だ。
今回AnycaでNEXOのシェアを担当するのは、このHYUNDAI MOTOR JAPANだ。
※法人車両の共同使用契約によるカーシェアは2020年9月現在、実証実験中です。
HYUNDAIのカーシェアは相談次第で都内やみなとみらいの指定地でシェア可能。
今回はみなとみらいに赴いた。指定地にたどり着くと車両とともに、HYUNDAI MOTOR JAPANのスタッフが待ち構えている。当然NEXOについては右に出るものはいないくらい詳しいので、車両について丁寧に説明してくれる。運転に際して不安な点は、この時点で解消できるから安心だ。
受渡しの際に、トートバックと人数分のお茶もくれる。素晴らしいホスピタリティである。
高級感のあるデザイン、ハイクオリティな機能
先に言っておくと筆者はとてもクルマ好き。様々なクルマに乗っている経験から、正直あまり期待していなかった。だがNEXOはそんな筆者の先入観を軽くひっくり返すくらいにハイクオリティな仕上がりだった。
まずは外観のデザイン。
高級感のあるデザイン、ハイクオリティな機能
先に言っておくと筆者はとてもクルマ好き。様々なクルマに乗っている経験から、正直あまり期待していなかった。だがNEXOはそんな筆者の先入観を軽くひっくり返すくらいにハイクオリティな仕上がりだった。
まずは外観のデザイン。
水を意識したという美しい流線のデザイン、そのために可動式にしたドアハンドルや格納式のリアワイパーから強いこだわりを感じる。
キーの開錠ボタンを押すとスッと出てくる可動式ドアハンドルを手にかけ、中に入ると近未来的な高級感のある内装が目に入る。
▼可動式ハンドル
▼可動式ハンドル
大型の液晶モニターを用いたメーターとナビが最新の車感を醸し出す。サンルーフもついていて、まさに高級車といった感じだ。
パッと見ただけでもクオリティの高さが感じられる内外装に仕上がっている。
スイッチ類がやや複雑で数が多いが、ドリンクホルダーやUSBの差込口など、すべてがあるべき場所にありUX(ユーザーエクスペリエンス)もかなり高い。
オーディオも「KRELL」というHONDAの高級車レジェンドに使われる高級オーディオが備わっている。
肝心の走り心地は?驚きの最新機能も搭載
肝心の走り心地は?驚きの最新機能も搭載
「いやいや、見かけに騙されてはいけない。実際走ってみないとわからないことはたくさんある」と、この時はいまだにHYUNDAIを疑っていた。
だが走り出してからもその機能に驚かせられる。
だが走り出してからもその機能に驚かせられる。
乗り味は最新の新エネルギー車両と同じように、水素で発電して、電気で走るためかなり快適だ。
他の燃料電池自動車比べて、音も静かだし、乗り心地もいい。航続距離もWLTCで800㎞と他車と比較しても長い。メーターの残走行距離の表記も非常に正直で好感が持てる。
また、様々な機能がついているので紹介していこうと思う。
▼デジタルサイドミラー
他の燃料電池自動車比べて、音も静かだし、乗り心地もいい。航続距離もWLTCで800㎞と他車と比較しても長い。メーターの残走行距離の表記も非常に正直で好感が持てる。
また、様々な機能がついているので紹介していこうと思う。
▼デジタルサイドミラー
まずはデジタルサイドミラーだ。ウィンカーを出すとメーター部分にサイドミラーについたカメラから送られた映像が映し出される。
運転中に視線を大きく変える必要がない&死角がほぼないため、巻き込み確認や車線変更などで非常に活躍する。
▼ACC(アダプティブクルーズコントロール)
運転中に視線を大きく変える必要がない&死角がほぼないため、巻き込み確認や車線変更などで非常に活躍する。
▼ACC(アダプティブクルーズコントロール)
次にACC(アダプティブクルーズコントロール)だ。最近でこそ一般的になってきたこのACCだが、メーカーごとに精度が異なり、まだまだ安心してハンドルをゆだねられる車両は少ない。
だがこのNEXOは前車両がいなくなった後の加速や、センターキープも全然問題ない。また、全車速対応型のため渋滞の時かなり便利だ。
※ACCは同一車線を保持しつつ前方車両との距離感を自動的に判断、追従していく自動運転機能の一つ。
▼リモートパーキング
だがこのNEXOは前車両がいなくなった後の加速や、センターキープも全然問題ない。また、全車速対応型のため渋滞の時かなり便利だ。
※ACCは同一車線を保持しつつ前方車両との距離感を自動的に判断、追従していく自動運転機能の一つ。
▼リモートパーキング
そしてこのクルマにはなんと、リモートパーキングがついている。リモートパーキングというのはいわゆる自動駐車というやつで、特定の操作をすれば、クルマが自動的に駐車してくれる機能だ。
これもメーカーごとに差があり、あまりに難しいと途中で止まってしまうクルマもある。
この点、NEXOの精度はなかなかのもので、隣に近くて降りられなくなるほどである。だが、このクルマの自動駐車は、乗ったままではもちろん、車外からキーのボタン操作のみでも駐車できるため、びっちりクルマが止まっていても問題ない。
これもメーカーごとに差があり、あまりに難しいと途中で止まってしまうクルマもある。
この点、NEXOの精度はなかなかのもので、隣に近くて降りられなくなるほどである。だが、このクルマの自動駐車は、乗ったままではもちろん、車外からキーのボタン操作のみでも駐車できるため、びっちりクルマが止まっていても問題ない。
アラウンドビューモニターもついていて、自分で駐車するときや後退するときも周囲の把握がしやすく非常に便利だ。
また、バックモニターに、クルマの接近を知らせる機能もついていて、見落としがちな後方からの車両の接近も教えてくれる。スゴイ!
また、バックモニターに、クルマの接近を知らせる機能もついていて、見落としがちな後方からの車両の接近も教えてくれる。スゴイ!
キー操作を行うと自動で開くトランクも搭載している。動きもスムーズで問題ない。また後部座席が倒れフルフラットになるので、車中泊も可能だ。
ナビがないがApple CarPlayに対応しているので、スマホからナビ情報を映し出せる。
シフトレバー少し特殊で面白い。
シフトレバー少し特殊で面白い。
スイッチ式で、セレクトする形で、最初でこそ戸惑うかもしれないが、慣れれば快適なものである。
「富士スバルライン」を流す…運転の楽しさも存分に
「富士スバルライン」を流す…運転の楽しさも存分に
富士スバルラインは7月10日から年9月10日までマイカー規制が引かれていて一般車が入れない。だが、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)であれば、当該期間でも走行できるのだ。
NEXOのエコカー特権を生かすため富士スバルラインに行ってきた。現在はコロナの影響で、富士登山ができないため一般客はほとんどおらず、自転車ツ-リストとエコカーの聖地みたいになっている。道中ほかのクルマと出会うことはほぼないのでとても快適だ。
※2020年9月4日時点での情報です。最新の情報は富士スバルラインのHPをご確認ください。
というわけでNEXOのドライバビリティを試してみたが、NEXOのモーターのパワーも申し分なく、回生ブレーキの度合いを調整できるパドルシフトもついており、運転はかなり楽しい。HYUNDAIスゴイ。
「別れが名残惜しい…」そう思える、最高のドライブ
NEXOのエコカー特権を生かすため富士スバルラインに行ってきた。現在はコロナの影響で、富士登山ができないため一般客はほとんどおらず、自転車ツ-リストとエコカーの聖地みたいになっている。道中ほかのクルマと出会うことはほぼないのでとても快適だ。
※2020年9月4日時点での情報です。最新の情報は富士スバルラインのHPをご確認ください。
というわけでNEXOのドライバビリティを試してみたが、NEXOのモーターのパワーも申し分なく、回生ブレーキの度合いを調整できるパドルシフトもついており、運転はかなり楽しい。HYUNDAIスゴイ。
「別れが名残惜しい…」そう思える、最高のドライブ
このNEXOは本当に“いいクルマ”に仕上がっていた。返却の時間になってしまったが、降りるのがとても惜しい。そんな風に思えるクルマだった。
最新のHYUNDAIを体験してみたい人、そうでなくても普通に快適なクルマでドライブしたいという方も、是非このHYUNDAI NEXOに乗ってみてほしい。
(撮影・取材・執筆:R吉田)
カーシェアをご検討の方は、まずはクルマ詳細をご確認ください。下記よりアプリ起動後、「問い合わせ」よりコンタクトしましょう。
最新のHYUNDAIを体験してみたい人、そうでなくても普通に快適なクルマでドライブしたいという方も、是非このHYUNDAI NEXOに乗ってみてほしい。
(撮影・取材・執筆:R吉田)
カーシェアをご検討の方は、まずはクルマ詳細をご確認ください。下記よりアプリ起動後、「問い合わせ」よりコンタクトしましょう。
※クルマのオーナーであるディーラーと共同使用契約を結んでのカーシェアとなります。試乗を目的とされる場合は、カーシェアではなくディーラーに直接ご連絡ください。
※外出の際は政府・自治体の要請に従い、十分な感染対策をとりましょう。