2015.12.07

【日常点検編】安全・安心にシェアするコツ Part.2

CATEGORY: ノウハウ

今回は、オーナー様、ドライバー様が気持ちよく、かつ安全・安心にシェアするために必要な安全点検のポイントをご紹介します!日常点検は、クルマを安全に乗るためには欠かすことができない重要な事柄です。クルマに使われている部品は、走行距離や時間の経過に伴い、劣化・消耗していくものが多く、定期的な交換や補充が必要となります。それを確認するうえで必要となるのが、ユーザー自身が行う日常点検です!是非これらのポイントをマスターして、Anyca(エニカ)の利用前に点検しておきましょう!

 

Anycaオーナーとしてご登録いただいている tsutyon様の2007年式COROLLA  RUMIONを使って説明していきます!

 

 

① ウインドウウオッシャー液の量

ウインドウウオッシャー液は名前の通り、ガラスの汚れを落として、視界を確保するというのが一番の役割です。液量はウオッシャータンクを目視で点検します。タンクの位置はキャップにウオッシャーのマークが付いているので判別しやすいでしょう!タンク内に液が入っていることが認識できれば問題ありません!フロントガラスをキレイに保って、快適に運転しましょう!

 

 

 

 

 

② ブレーキオイルの量

ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキペダルを踏んだ力はブレーキオイルによって圧力としてホイールシリンダーやキャリパーに伝えられます。ブレーキオイルの量が減少していたり、劣化し水分が混入しているとペーパーロック現象が発生し、ブレーキが効かなくなる危険性があります!ブレーキオイルの量は、リザーバータンクで点検します。リザーバータンクは、エンジンルームの車両後方側で、プレーキペダルの真正面にあります。クルマをしっかり止めるためにも確実に点検しておきましょう!

 

 

 

 

③ 冷却水の量

冷却水にはエンジンの各部を循環して冷却を行うという大切な役割があります。エンジン内部は、金属部品同士の摩擦や燃焼による熱が発生し、非常に高温になります。それを冷却しないと、温度がさらに上昇していき、オーバーヒートと呼ばれる状態になります。冷却水の量が減少していると、エンジンを冷やすことができなくなるため、しっかり確認しておきましょう!液量はラジエーターリザーバータンクで点検することができます!

通常の冷却水は赤または緑色、高性能なものはピンクまたは青色です。

 

 

 

 

 

 

④ エンジンオイルの量

エンジンオイルが果たす役割のうち、もっとも知られているのが潤滑作用です。エンジンは多くの金属部品から構成されています。金属の摩擦を軽減する役目を担っているのがエンジンオイルなのです。また、これ以外にも密閉作用、冷却作用、洗浄作用、防錆作用、腐食を防ぐ作用などさまざまな役割を持っています。エンジンオイルが減少したり、劣化しているとこれらの作用が低下するため、エンジントラブルの原因となります。また、燃費も悪化してしまうのでしっかり確認しておきましょう!エンジンオイルの量は、エンジン付近にあるオイルレベルゲージでチェックすることができます。交換周期は一般的に半年または5,000km走行です。お忘れなく!

 

 

 

 

 

⑤ タイヤの空気圧

クルマを支えているのはタイヤです!その地面との接地面積はタイヤ1本あたりハガキ約1枚分と小さく、それだけにタイヤの空気圧は安全運転と大きく関係する大切なポイントです。空気圧が低くなった状態で走行すると、乗り心地が悪くなったり、ハンドルが取られたりするなど車両の走行安定性が損なわれるだけでなく、タイヤの接地面積が大きくなって転がり抵抗も大きくなり燃費も悪化します。また、同時にパンクの危険性も高まりますので、タイヤに問題がなくても、1カ月に1回くらいで空気圧の点検を行なうようにしましょう!タイヤの空気圧は目視しただけではどれくらい入っているか正確に判断できませんので、必ずタイヤ空気圧を計測するゲージで測定しましょう!給油の際、ガソリンスタンドで頼むとすぐにやってくれます。

 

以上、5つのポイント、ご理解いただけましたでしょうか。どれも簡単にチェックすることができるので、Anycaでのシェア前にしっかり確認しておきましょう!また、1年に1度は法定点検に出すことで、日常点検で見ることが出来ないところまで点検してもらいましょう。

 

 

 

◀前の記事
◀前の記事
2015.12.29
【ランキング】2015年最もシェアされたクルマを発表!!
次の記事▶
次の記事▶
2015.11.08
Anyca(エニカ)内の自分のクルマを紹介する方