Anyca初心者オーナー必見!人気が出るクルマ紹介文、熱血講義
個人間カーシェア「Anyca」オーナーのリアルな声を聞くことで、未来のオーナーに有益な情報をお届けする連載「クルマ好き記者鈴木GO太郎の、賢者のカーシェア術」。
今回は特別編。
Anycaにオーナー登録したものの、依然愛車にシェアのリクエストが入らないという人は少なくない。
そこで今回では、Anyca公式アンバサダーをされているベテランオーナーを講師として招き、初心者オーナーに向けてシェアされるコツを徹底講義。
すべてのクルマ紹介文を見直し、2時間半の講義で魅力的な文言を作り上げようという企画だ。
講師となるのはフランス車のシトロエンC3(2010年式)とマツダロードスター(2015年式)の2台をシェアしている滝本さん(40代・東京都在住・Anyca歴2年)。
実は滝本さん、お気づきの方も多いかもしれないが、すでに本連載「賢者のカーシェア術」にも登場いただいているAnycaの名物オーナー。
一方、今回生徒役としてAnyca初心者オーナーとして話を聞くのはトヨタMR-S(2000年式)を先日、登録した杉山さん(20代・東京都在住・Anyca歴3ヶ月)。
MR-Sはエンジンが後側についたミッドシップエンジンのツーシーターのオープンカー。しかも色は黄色!
古き良き国産車好きにはたまらない1台だ。
そんな杉山さんのMR-Sのクルマ紹介文は、ベテランオーナーの手によってどれほど変貌を遂げるのか?
2時間半に及んだ、人気オーナーになるための熱血講義の一部始終を紹介しよう。
▼社会人1年目でクルマを購入。シェアを始めたホントの理由
元々、社会人になってからクルマ好きの知り合いを作りたいなと思いまして。Anycaを始めたのは維持費を賄う以外にクルマ好きを増やしたいという目的もあります。
僕でよければ何でもお答えします。
1:シェア料金
2:クルマの紹介文
3:クルマの写真
4:クルマのキャッチコピー
5:シェア場所
▼「クルマを買った理由」を書くべき理由
ちなみに、僕のはもっと長いです。
あとは……杉山さんがこのMR−Sというクルマを買った理由を入れるといいですね。
いまの杉山さんみたいな年齢で、初任給でクルマを買う人って少ないでしょ? それだけこのクルマに思い入れがあるということを伝えたほうが、同じ趣味を持った人が集まりやすくなるんですよ。
【先輩の教訓】愛車を選んだ理由を書くべし!
【先輩の教訓】車内装備は文だけでなく写真も用意せよ!
▼クルマの頑丈さをアピールせよ
あとは、旅行の時の写真は撮ってないですか? 函館港をバックにしたようなMR−Sの写真とか。
【先輩の教訓】旅先で愛車のステキな写真を撮っておくべし!
▼キャッチコピーを書こう!
【先輩の教訓】前日リクエストもOKの旨を記すべし!
▼注意点はどこまで書くべきか
ただ、撮影する時の注意点は書いておいてもいい。依然、私がシェアしているロードスターは、車体の上に人が乗ったあとがあったので「車体の上に乗らないでください」と注意書きしています。
【先輩の教訓】注意点は書きすぎず、直接会って話すこと!
▼受け渡し場所は駅前より飲食店
新宿や渋谷、神奈川の横浜方面から何分かかるかとか。杉山さんの最寄り駅の新小岩って、横須賀線直通なので品川や武蔵小杉からも15〜20分程度とけっこう近いじゃないですか。
【先輩の教訓】主要駅とシェア場所の所要時間を記すべし!
▼先輩オーナーが伝える心構え
ここまで、2時間半に渡りプロフィールに関して徹底指導を受けた杉山さん。他にシェアにあたってオーナーとしての心構えを滝本さんに聞いてみました。
以上、先輩オーナーの滝本さんからみっちりと指導を受けた杉山さん。
それからクルマ紹介はどのように変わったのか?
そのBeforeとAfterを比較してみましょう。
■Before
■After
一目瞭然、見違える変化です。
そしてこのクルマ紹介文大改造から1ヶ月後、杉山さんのもとに初めてのシェアリクエストが入りました。
やはり、Anycaは写真とプロフィール文が9 割。先輩オーナーの指導を参考にして、あなたのプロフィールも少し改良を加えてみてはいかがでしょうか。
<<ライター紹介>>
鈴木GO太郎…ライター・編集者。出版社勤務を経て、2015年フリーに。現在はビジネス誌やネットニュースの編集を行う。専門分野は、自動車、不動産、地理。特に自動車についてはAnycaのような「新しいカービジネス」が専門分野