【シェア前提のクルマ購入記①】シェアで維持費軽減するならどんなクルマを選ぶ?
カーシェアでの維持費軽減を見込んでクルマを購入するオーナーが増えています。
今回はシェア前提に車を購入したオーナーの1人である牧野さんが、ご自身のクルマの購入からAnycaで実際にシェアするまでのリアルな体験を赤裸々に記事にまとめていただきました。
新時代のカーライフ「シェア前提のクルマ購入記」を4回に分けて毎週お送りします
①車種選択編
②クルマ購入編
③Anyca登録編
④初カーシェアリング編
第1回は「車種選択編」です。
ある日、出会いは突然に!
渋谷という街に住みはじめ、1年がたち、特に不自由なく暮らしていた私たち夫婦にとって、最近少し問題が出てきた。
長女が生まれて、ちょうど1歳を過ぎたころから、徐々に動きが活発になり、長男と長女二人の面倒をみながら電車やバスなどの公共交通機関での移動が大変になってきた。
「贅沢かもしれないけど、やっぱり車があると便利だよね!」
そんな会話を夫婦でしながらも、まだ具体的な行動には二の足を踏んでいた。
やはり渋谷という立地での駐車場代などの維持費がネックになっていたのである。
なにか良い方法はないか?
そんな事を考えていた時私たちは「Anyca」というサービスに出会った。
なんでも、個人所有の車をアプリを通じて他の人に有料でシェアできるカーシェアリングというサービスらしい。
もしかしたら、このサービスを利用すれば、ネックになっていた維持費を軽減らして車を所有できるかもしれない。
こうして私たちはAnycaを利用する前提での車購入プロジェクトをスタートさせた。
まず、条件の絞り出しからはじめ、試行錯誤の結果、次のような内容の車種を選定することに落ち着いた。
① Anycaで、シェア人気が高いもの
② 我々家族も使いやすいもの
③ できるだけ資産価値の高いもの
④ 車はフルローンで購入
⑤ 月額のシェア目標金額は5万円
とりあえず①②③から調査を始めることした。
Anycaのサービスをいろいろ調べてみると、やはり渋谷の立地は大変プラスになることが判明。実際立地のみで検索すると渋谷はかなりアクティブであることがわかる。
そして、肝心の車種についてだが、やはり圧倒的に外車が有利であることもわかった。
妻の希望としては、4ドアであること、ある程度の積載能力があることの2点に絞った。
まず圧倒的第一候補に上がったのがカイエンである。
車体価格のコストパフォーマンスがよく、中古の買い取り価格もある程度下限のレベルが存在する。さすがポルシェである。
この車種に絞って計画を進めようとしたのだが、大きなトラブルに見まわれた。
当初契約しようとしていたハイルーフ対応駐車場が満車になってしまったのだ。
急いで他をあたったが、どうしても価格の面で折り合いがつかなかった。
平置きで月額8万円か…… 。
これでは赤字確実である。
そこで再度車種の絞り出しからやり直すことに……。
メルセデス
- CAL180
- CLS350
BMW
- グランツーリスモ
AUDI
- A5 スポーツバック
4ドアで外車、資産価値、熟考の結果次の車種に絞り込み
この中から選択することにして、中古マーケットを調べてみることにした。
(続く)
シェアを期待した車種の選び方
牧野さんは、次回「②クルマ購入編」にてインターネットの情報だけで車を購入します。お楽しみに!
さて、シェアのされやすさは車種だけでなく、値段、場所、写真・紹介文、レビュー(オーナーのおもてなしの質)など様々な要素で決まります。
とはいえ、車種も重要な要素の一つ。
オーナー説明会でもよく聞かれるAnycaでの人気車種はこちらです。Anycaでの登録台数が多いと人気車種ランキング上位に上りやすいですが、実際に登録してみると競合が多いため、他のオーナーとの差別化が必要です。また、年式によってもシェア回数が変わってきます。あくまでも参考にご覧ください。